シネ・イーラ ── 「怒りも贔屓もなく」(タキトゥス『年代記』1巻1節)

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コンクール 4 本

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指揮者になるには ── 指揮者コンクールは唯一の正解なのか 日本は入賞者56%、世界の一流楽団の長は32%、ドイツ語圏は6%

2000年以降に世界の一流オーケストラと歌劇場で音楽監督・首席指揮者に就いた111人と、日本のプロオーケストラで振る日本人指揮者72人の経歴(任命された職・学歴・楽器・指揮者コンクール)を記事と公式プロフィールから集計しました。指揮者コンクールで入賞した人は世界111人で32%、日本72人で56%。世界の中でもドイツ・オーストリア・スイス国籍は6%、旧ソ連は56%と大きく違います。初めて長に就いた年齢は世界が中央値31歳、日本が36歳。東京国際音楽コンクール〈指揮〉の入賞者は日本の楽団の長への入口として6大会で最も強い形でした。

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ピアノのコンクール入賞者は、どこへ行ったか ── 席の無い楽器の出口を、入賞記録と免許から調べた

日本音楽コンクールのピアノ部門386件をはじめ56大会・29,366件の入賞記録を集め、入賞者7,770名の進路を追った一次調査。ピアノの門は毎年開き入賞者は年4.0名。国籍を公開する国際6大会1,743名で日本人比率はピアノ10.1%と4系統で最高、ジュネーヴのピアノ部門は172名中19名。それでもオーケストラ団員として名が出るのは1%。プロオケにピアノの席が無いためで、職の門は免許にあります。小学校一種を出す音楽学部はゼロ、中高音楽の要項はピアノを代替不可と定め、公立の採用は年689人。

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管打楽器のコンクール入賞者は、どこへ行ったか ── 入賞記録をプロオーケストラ15団体の名簿と突き合わせた

日本音楽コンクール・日本管打楽器コンクールなど56大会・29,366件の入賞記録を集め、プロオーケストラ15団体の団員名簿と突き合わせた一次調査。管打楽器奏者371名の39.6%が主要4大会のいずれかに入賞し、日本音楽コンクールだけで比べても管打16.2%は弦楽器5.2%の約3倍。差は格ではなく席と人の比で、管打の席は約920・年間入替26〜31。国籍を公開する国際6大会1,743名では日本人はピアノ10.1%・管打7.3%・弦6.7%で、管打は弦を下回りません。席の無いユーフォニアムが済州国際金管打楽器コンクールで最多15件。楽器別の専門大会では2割、欧州の総合コンクールでは2%に届きません。

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コンクールの物差し

日本のヴァイオリンコンクール16大会の入賞者3,765件(氏名2,128名)を全件収集し、大会をまたいだ照合と入賞後の進路を追跡した一次データ分析。課題曲の制度、審査員の構成、副賞の現金換算、参加費の取り方、プロオーケストラ28団体569名との照合、海外主要国際コンクールへの到達率、進学先の定員補正まで。